学校概要

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校長メッセージ

学校長 高松雅貴

VUCAの時代と呼ばれる「予測困難な時代」と社会の在り方が大きく変わる「Society5.0」が目前に迫り、生徒一人ひとりが中高生時代に身につけておきたい資質や能力も変化してきています。私学である開智の強みは、今お預かりしている生徒一人ひとりに誠実に向き合い、時代の変化に迅速かつ柔軟に対応できるところです。確かな知識・技能を基盤として、思考力・判断力・表現力や対話的・協働的に学ぶ力、学びに向かう力等を備えた人材の育成に努めます。

生徒自身が自己の成長を実感できるように、多彩な学校行事、クラブ活動、国際交流活動、リーダー研修等を実施しています。また、一人一台のタブレット環境が完成し、授業や特別活動等でICT機器を利活用することで、生徒一人ひとりの能力や個性を大きく伸ばしています。令和5年度から自律学習プログラム(ILP; Independent Learning Programs)を実施しています。自律学習とは「自分が学ぶ必要がある時に、自ら思考・判断し、効果的に行う学習」のことで、これは自分の興味・関心を満たすばかりか、主体的に行動する姿勢や生涯にわたって学び続ける力の育成に繋がります。

令和6年度大学入試においては、開智生はその実力を如何なく発揮し、国公立大学等に147名、関関同立には148名が合格し、その夢を叶えています(卒業生283名)。

本校の校訓「四恩報答」は、私たちが生かされていることへの感謝を実感し、その恩に報い応える生き方を目指すものです。人はひとりで生きているわけではなく、他者との関わりを意識することで、自分自身をより広くより深く理解することができます。自分の個性や可能性を信じ、積極的に社会に関わろうとする意欲を持ち、それぞれが自覚した使命を果たす。「あなたがいてくれて良かった。」と信頼される開智生を育てます。

このメッセージを読んでくださっている皆さんの夢は何ですか? その夢をいつ、どこで、誰と実現しますか? 開智では、皆さんが自分をより良く表現できる環境と、夢を語り合える仲間、そして生徒に寄り添い、鍛え、励ましてくれる熱心な先生があなたを待っています。高い志を持つ皆さんが、この開智に集うことを心から願っています。

※ VUCA:Volatility(変動性),Uncertainty(不確実性),Complexity(複雑性),Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった造語