最新ニュース

latest_news

最新ニュース

【中学生徒会】髙松学校長と語る2024

今年も「髙松学校長と語る」と題し、新役員になったばかりの中学生徒会の皆さんが校長室へお邪魔してきました。役員としての意気込みをそれぞれ話したあと、事前に準備していた質問を校長先生に時間の許す限りぶつけてきました。

・さまざまな意見の中からふさわしい意見を見つけ出し、自分の意見だけでなく周りの意見も取り入れるにはどうすればよいか
・リーダーシップを取っていくにあたり、心がけるべきことは何か
・緊張しない方法はあるか
・生徒会活動を行うにあたり、AIを活用することはどう思っているか
・開智生にどういったことを期待しているか

以上のように生徒の皆さんから多くの質問が出ましたが、校長先生は平易な語り口で一つひとつ丁寧に答えてくれました。つぶさにご紹介することはかないませんが、ほんの一部を書き記してみます。

・集団の力を最大限引き出すためには、個人間の相違点が障害とならないように、より高次の上位目標を設定することが大切である
・少数意見を排除せず、分析的にその主張を汲みとりたい、より良くする方向で力を合わせれば、自ずと解決方法がみえてくる
・集団が持っている力を最大化することがリーダーシップのポイント、今やピラミッド型組織を念頭に置いたリーダーシップ論ばかりではない
・現代はリーダーシップの定義や形が変わってきている 例)シェアドリーダーシップ、サーバントリーダーシップなど
・開智生には自分らしさに応じたリーダーシップをスキルとして身につけてほしい
・緊張は気が緩んでいる人には訪れない、まずは「緊張は良いことだ」と認識を変換することからはじめると良いかもしれない
・その上で、場数を踏む、やったことがないことをやる、知らないことを知る、スキルを身につける、これらを意識して日々を過ごしてみてはどうか
・技術革新は日々進んでいる、例えばChatGPTなどの生成AIは早くから触ってみることをおすすめする
・事実として現時点のAIは有名大学へ合格できるレベルに達している
・人生において開智がゴールではなく、あくまで通過点、そういう意味で校訓や教育目標を自分なりに解釈し、自分の可能性を広げ、できることを増やしてほしい

今年の新役員も、多くの立候補者の中から当選しています。落選した仲間の分まで一生懸命活動してほしいと思います。校長先生、素敵な時間をありがとうございました。



他の方法で記事を探す