【ILP】書き始めるための文章ゼミ
5/24放課後に【ILP】「書き始めるための文章ゼミ」の初回を実施しました。
ふだん書くことに苦手意識を持っている人は、「うまく書かなくては」「どう書くべきなんだろう」と書く前につまづいてしまっていることが多いようです。
この講座の「書き始めるための」という枕言葉は、そんな生徒のみなさんに、書くことの自由さや、「実験してもいいんだ」というマインドを取り戻してもらうために付けられました。今期は中高生がもっとも書く機会の多い「感想」を、いかにして面白く・柔軟に書けるようになるかをみんなで模索していきます。
以下は、そんな講座を受講したあとの、生徒たちの「感想」です。
・今日は初めてのILPの活動に参加した。開始時間がどんどん迫る中で、集合場所が思いっ切り頭から抜けた。4階にある教室ということだけを頼りに、校内をさまよった。教室に入る時には緊張しすぎてどうしたらいいか分からずに右往左往し、大人びた高校生たちを見て、心臓の鼓動はどんどん高まるばかり。しかし先生の「自由気ままさ」や先輩たちの笑い声がどんどん緊張を解した。そして授業では、正解を気にしないという姿勢を知り、私が今まで文章がなかなか書けない理由が分かったような気がした。(中学3年)
・私は文章を書く時、必ず定型文にそって書かなければならないと思っていたが、自由にとりあえず書いても良いなんて知らなかった。確かに型にはめて文章を書くと成長しないかも……。イラストも型にはめて描くと飽きてしまったり、なかなかのび悩んでしまう。イラストも気ままに書きたいときに書くと、ある時急に伸びていく。そういう点で、イラストと文章は似ているのかもしれない。「自由に縛られず考える」、これは何でも言えるのかもしれない。(高校1年)