【農芸部×写真部】生物観察•写真撮影実習
先日11/18(土)に,農芸部と写真部は,総勢21名で,
大阪市立長居植物園と大仙公園に生物観察•写真撮影実習に行きました。
長居植物園では,
マルトール由来のキャラメルの香りがするカツラの落ち葉,
呼吸をするために地面から突き出したメタセコイアの気根,
花弁(花びら)の形態がパイプ状に突然変異したコスモス,
遺伝子組換えによって作られた青いバラなどを見ることができました。
大仙公園の日本庭園では,
キクのさまざまなホメオティック突然変異体(ある器官が別の器官に置き換わった突然変異体。おしべが花弁に置き換わるなど),
形態が特徴的なシダ植物であるトクサ,
秋に紫色の小さい果実をつけるムラサキシキブなどを見ることができました。
画面ごしではなく,実際に見て,触れて,嗅いで体験したものは記憶に残りやすいです。
紅葉という現象ひとつとっても,なぜ紅葉するのか?そのしくみは?植物にとっての利点は?
ということを知ると,自然をより深く楽しむことができます。
みなさんも,素朴な疑問を大切に,季節の自然を楽しんでみませんか?