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高2 修学旅行 その7 〜シャトレーゼガトーキングダム〜

本日宿泊するホテルは、シャトレーゼガトーキングダムです。あの洋菓子で有名なシャトレーゼのホテルになります。最後の宿泊施設です。
生徒たちは豪華なホテルに大喜び。今回はスパにも入れるということもあり、浮き足立っています。

バイキングの夕食は、クラス単位で時間をずらしています。
本日最後のイベントが2年生全員揃ってから行われました。そのイベントとは、旅行中に考えてもらった「旅の俳句」優秀作品の発表及び受賞式です。
「旅の俳句」大賞は、それぞれのクラスの担任がクラス内で一番よい!と思う俳句を選ぶものです。また今回は校長先生にも選んでいただきました。それぞれの賞の名前は、担任賞、そして校長賞となります。
それぞれの賞に選ばれた人には、賞品をお渡しします。


A組担任西山先生と福井くん


B組担任早野先生と舟場さん

A組の担任賞は、福井樹生くんが受賞しました。
作品「雨に濡れ 眺む景色に 思い晴れ」
修学旅行前まで体調を崩していた福井くん。しかし、修学旅行な行程を進めるにつれ、どんどんと体調が良くなっていったようです。
雨にも負けない心の清々しさ、雨でも楽しいという福井くんの気持ちが詠まれています。
福井くんの作品を鑑賞するこちらまで清々しい気持ち、笑顔になれるような俳句ですね。

B組の担任賞は、舟場友香さんが受賞しました。
作品「魚いる と言って水を かけられる」
俳句を考えなきゃ!と思案していたとき、ふとバスのなかで思い付いた俳句だそうです。
インストラクターの声につられて川を覗きこむようにしてみると、パシャリとあがる水しぶき。「あ、騙された!」という可笑しさに加え、透明度の高い美しい川が目に浮かぶよう。そこには笑顔の舟場さんがいたのでしょうね。


C組担任栖原先生と田村くん

D組担任守法先生と高岡さん


C組の担任賞は田村尚也くんが受賞しました。
作品「小さき筒 火花散らして 滝登り」
田村くんもバスの中で思い付いたそうです。
滝登りというのは、もちろん植松電機で製作したロケットのこと。雨の滝に見立て、その滝中を一気に駆けるロケットの様子を見事に表現してくれました。雨に逆らい一直線に昇っていくロケット、目に焼き付いていたのでしょう。素晴らしい視点です。


D組の担任賞は、高岡なつみさんが受賞しました。
作品「雨空と 初夏に似合わぬ 白い息」
6月の気温としてはかなり低い10度という今日、ふとした時に漏れる白い息………
「白い息」という言葉により冬のような情景が思い浮かぶのですが、今はあくまで初夏。和歌山では経験したことのない状況だったことでしょう。旅先での小さな気付きに「旅行の非日常感」というものがしっかりと出ています。


校長先生と西上くん

竹内さんと上野くん


そして最後は校長賞です。校長賞はA組の西上貴雅くんです。
作品「未来乗せ 空のかなたへ カムイのごとく」
字余りの中に、自分には輝かしい未来があるのだという希望と自信がしっかりと表明されています。
カムイとは、植松電機で見学したカムイロケットのこと。
皆さんには素晴らしい未来がある、と伝えてくれた植松電機の社長の思いが届いたのでしょう。
皆さんも自分自身の無限に広がる未来を信じていきましょうね。


そして、今回栞の表紙を素晴らしいイラストで飾ってくれたD組の竹内文音さん、そして裏表紙の俳句を作ってくれたC組の上野優月くん。
この旅必需品の栞を彩ってくれた二人には大変感謝しています。


竹内さんデザインの表紙

上野くんの俳句


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