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中学校SDGs特別展⑦ 「人や国の不平等をなくそう」


今週は3-3の「10.人や国の不平等をなくそう」です。

日常生活を送っていて、「これって不平等だな」と感じたことはありませんか。日本では性別や障害の有無などを理由に、不平等な扱いを受けるといったことが過去にありましたし、今もなお完全になくなったとは言い切れません。
今回はそんな日常生活の一部分を切り抜き、写真展として世の中の不平等に対して疑問を呈してくれました。

世界に目を向けてみると、宗教や人種を理由とした差別や、先進国と発展途上国との間で見られる様々な格差が見られます。不平等による格差を少しでも是正するために何かできることはないかと考え、学校全体でペットボトルキャップを回収し、ワクチンに変える活動を併せて実施しました。写真のマララ氏もペットボトルキャップで作成した作品です。

以下、生徒の感想です。
・ペットボトルのキャップの寄付のような自分で出来る事を探して、少しでも世界の役に立ちたいと思った。

・たくさんの不平等があり、虐殺や拷問など今の自分にとってはとても考えられないことが起こっていることが分かった。未来の自分には何ができるかは正直分からないが、世界にはまだこういう人がいると言うことを知っておきたいと思う。

・何気なく見ているコマーシャルでも、視点を変えることで受け取り方を変えることができると分かりました。同じ子供なのに国が違うだけで大きな差が生まれてしまっている現実を、改めて重く受け取れました。
これからは、小さな事でも有り難さを感じながら生活していきたいと思います。

・人の幸せは1人1人ちがうから個人しか分からないという考えは新しくて納得できました。だから、これからは自分の幸せと人の幸せを比べたり、おしつけたりする事はしないようにしようと思いました。

・裕福な国では一つ一つの命の重さは重いけれど貧しい国では命の重さが軽いことを知り、とても悲しくなりました、そして、世界中の人々がこの命の重さについて考えるべきだと思いました。

・僕は自分のクラスの展示と結びつけて考えました。僕は、世界における性別での差別についての今の現状について調べましたが、性別だけでなく人種差別も起こっていることに改めて気づかされ、世界が人の平等を実現するにはまだまだ課題が多いなと思いました。ニュースで白人警官が黒人の男性を殺害するという事件が起きているとよく聞きますし、ひどいなと思いました。これから人類みな平等を実現するためには、一人一人が違う人種に対する理解を深め、差別の意識をなくしていくことが大切だと考えました。

・流行している新型コロナウイルスによる、感染する人しない人の差別を考えたり、発展途上国と私たち先進国の差別などを考え、私たち先進国が勝手に思う幸せを発展途上国をみて不幸せだ不幸だと決めつけていているのかもしれないというのは違い、個人個人にしかその幸せは分からない、ということを考えました。自分が出来るとこは自分が人を見た目だけで差別しないこと、全ての人は平等なんだと考えることだと思います。


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