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【春高】1回戦初勝利・2回戦善戦も敗退

1月5日から東京体育館で行われている全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称:春高の高校バレー)。
開智高校は8年ぶり6回目の出場をしました。
今大会は完全無観客で、エントリー以外の選手は入ることも許されませんでした。
また1月4日には入場する全員に抗原検査が実施され、選手たちは試合前にハラハラしながらその結果を待ちました。
結果は全員陰性で、無事に試合ができることに決まりました。



1月5日(水) 1回戦
vs鹿児島南(インターハイベスト8)
○25ー23
○25ー19

《産経新聞記事》
「女子1回戦 開智(和歌山) 一進一退の激戦制す」
※クリックすると閲覧できます


初めてのオレンジコートで緊張もありましたが「深呼吸」と「笑顔」を意識して挑みました。
過去の戦績では格上の鹿児島南に対し「ここまで来たら過去の戦績は関係ない」と信じ、出だしからサーブで果敢に攻め、苦しい時はお互い助け合い、粘りながら見事ストレート勝利!
前日に撮った予祝写真のおかげか!!
開智女子バレー部として春高での初勝利を飾り、チームの歴史を動かしてくれました!!!



1月6日(木) 2回戦
vs八王子実践(東京第一代表)
●20ー25
●21ー25

《産経新聞記事》
「女子2回戦 開智(和歌山) 強豪に善戦及ばず」
※クリックすると閲覧できます


前日はサブコートでしたが、この日はメインアリーナでの試合となりました。
都予選でインターハイ王者・下北沢成徳を倒して、東京第一代表となった名門校・八王子実践との対戦。
平均身長176cmは今大会No1。
しかし、選手たちの目は「やってやる」というやる気と闘志に満ち溢れ、試合前にも頼もしさを感じました。
試合中も選手たちは常に堂々と相手に立ち向かっていて、サーブで崩して拾って切り返す展開を何度も作ることができました。
リードもできたし、追いつかれても我慢しながら、苦しい時は途中出場の選手が流れや雰囲気を変えてくれるなど、本当にチーム一丸となって闘いました。(コートに立った選手だけでなく、ベンチから指示を出してくれた選手、コート外から見守ってくれた選手、体育館に入れなかったけど映像越しに応援してくれた選手、本当にチーム一丸でした!)
それでも要所で相手の高いブロックに攻撃を阻まれたり、攻めたサーブがミスになったり、僅かな差でしたが結果としてはストレートで敗れてしまいました。


結果は負けてしまいましたが、コート横から彼女たちを見ていて、本当にキラキラ輝いていて、劣勢でも笑顔を絶やさず、最後まで諦めず食らいつく姿に、チームの成長を感じました。
夏のインターハイ敗戦時には、どこか不安な顔で自信なさげなチームでしたから。
夏から下級生たちは「3年生の為に本気」という言葉を毎日掲げ続け、全体としても前向きな言葉を意識して使うようになりました。
「自分たちはもっとできる」と。
【言葉の力=言霊】を強く感じる半年でもありました。

春高での時間は、振り返ってみれば本当に一瞬で、改めて素敵な場所だと感じました。
多くの高校生バレーボーラーが憧れる夢舞台。
そこで堂々と、そしてキラキラと躍動してくれた選手たちを誇りに思い、またその場に連れて行ってくれたことへ感謝の気持ちでいっぱいです。
3年生はこれで一区切りとなります。
これから進む先は様々ですが、今回の経験が人生のどこかで生きますように。
まずは1か月後にある新人戦優勝のお手伝いをお願いします。
まだまだ伝えられることはたくさんあるだろうし、伝える力を磨くことも勉強の一つです。

さて、新チームが始まります。
今回見てきた感動・感じた悔しさを忘れずに、ワクワクしながらのスタートです!
先輩たちが築き上げてくれたものを土台に、さらに進化させていこう!!

新チームも応援をよろしくお願いします!



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