学園創立100周年記念感謝祭
本年度、開智は学園創立100周年の節目を迎えました。コロナ禍で様々な行事に制約のある中、本校では12月21日(水)に学園創立100年の時に思いを馳せ、感謝祭を実施いたしました。
学園が創立された大正時代の衣装に身を包んだ生徒会役員の司会、そして高校生徒会長の挨拶から感謝祭が始まります。初めてのイベントに、生徒たちの期待も高まっている様子です!
開会後はまず書道部のパフォーマンスが披露されました。躍動感のある筆裁きから紡ぎ出される言葉は、「諦承さん ありがとう 四恩報答の教えは 今も私達の心の中に受け継がれています」という本校の校祖、関本諦承(せきもとたいじょう)氏への想いです。
書道部の素晴らしいパフォーマンスに続き、いよいよ光の道がオープンとなります。高校美術選択の生徒が作成したランタンで関本諦承氏の銅像までの道が暖かい光に包まれます。
生徒たちは、感謝祭に先立って行われた記念講演会で学んだ学園創設の想いを胸に、自分自身の将来への希望を記したメッセージカードを生徒会役員に手渡します。そして、希望の花言葉を持つ一輪のガーベラを手に、光の道を進んでいきます。
光の道オープンと同時に校門前では音楽部・アカペラ部の演奏も始まりました。暖かい光と穏やかな音楽に辺りが包まれます。まずは中学音楽部の演奏からです。中学生らしいひたむきな演奏に大きな拍手が送られました。
続いて、アカペラ部のパフォーマンス。暖かい歌声に生徒たちは聴き入っていました。
最後を飾るのは高校音楽部の演奏です。感謝祭の締めくくりにふさわしい一段と大人びた演奏でした。
いよいよ感謝祭も最後の時を迎えました。最後は中学生徒会長による希望に満ちたメッセージで締めくくられます。
学園創立100周年という節目の年に、生徒たちは本校の校訓である「四恩報答」という言葉により深い意味を見いだせるようになったはずです。
これからの時代を担う生徒たちは「感謝の気持ち」と「大きな希望」を胸に、これからも開智生として努力を重ねてくれることでしょう。開智の新しい100年がさらに素晴らしいものになることを感じさせてくれる、そんなイベントでした。