中等部(4〜6年)・高等部

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プロフェッサー・ビジット 『オートファジー研究のこれまでの軌跡と最先端』

本日午後,中4・中5の理進コースは,朝日新聞社主催のプロフェッサー・ビジットの
『オートファジー研究のこれまでの軌跡と最先端』についての講義を受講しました。
東京工業大学の中戸川仁先生に,細胞内の分解・リサイクルシステム「オートファジー」のしくみや,
生体内において果たす役割,ノーベル賞に至った研究発展の経緯,残された課題などの話を通じて,
基礎研究の面白さ,大切さを教えていただきました。


オートファジーの役割(細胞内の浄化,飢餓時に栄養として分解産物を供給,細胞内の危険物の処理)もよく理解できたと思います。
そして,オートファジーについてまだわかっていないことも,「そういえば,どうなっているのだろう?」という素朴な疑問も多くさらに興味をひかれました。

さらに,研究に向かう姿勢やどのように研究テーマを探すのかという心構えについても大切なお話をいただきました。
すなわち,単なる面白さを越えて自分の’’感性を刺激するもの’’はどういうものか?アイデアや疑問が自然と湧き出してくるようなものは?ということを,講義・講演の中で意識的に探し,それを大事にすること。自分の力(個性)が活かせる研究・社会の発展に貢献できる分野を見つけることが大切であることを学びました。

これからの人生でも,感性を磨くこと,自分の感性に気づくために色々な経験をして常にアンテナを研ぎ澄ましておくことが大切でしょう。


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