JICA国際協力講座(中2)
中学2年生は5、6限目に、JICA国際協力講座を受講しました。国際協力推進員の平松先生は、「いつか英語を話せるようになりたいという強い気持ち」が、当時勤めていた会社を辞めて協力隊に参加するきっかけになったとおっしゃっていました。フィリピンで2年間、現地の人にスリッパ作成の作業依頼をしたりと忙しく過ごされたそうです。現地では言葉の壁や文化の違いに、驚きや戸惑いも多くあったそうです。しかし、断水や米不足で困ったときにお互いに支え合う姿や、1着のTシャツをたとえ破れても着続ける姿を見て、日本での豊かな暮らしや、ものを大切にする精神など、日本の生活を考え直すことができたとおっしゃっていました。今日のお話を通して、国際社会への理解を深めるとともに、将来の進路を考えるいい機会になってくれたらと思います。