中等部2年生理進 天文合宿 2日目
中等部2年生スーパー理進コース生は、昨日24日の終業式終了後、奈良県五條市大塔町にある「コスモパーク星のくに」に、2泊3日の天文合宿に来ていす。
昨日、今日と大変天候に恵まれ、昨夜の観望会では、オリオン大星雲やスバル、また月のクレーターなどを美しく観測することができました。いったん就寝したあと、12時には天文台で木星の観測、そして午前4時にも開智から運んだ望遠鏡や双眼鏡を使って、土星や火星、天の川などを観測しました。寒い未明の時間帯でしたが、土星の輪っかがきれいに見えるたびに歓声があがっていました。
夜中の2度の観測で少々眠そうな様子でしたが、朝の散歩で体育委員さんを中心に、体をすっきり目覚めさせました。
おいしく朝食をいただき、今、1限目の東野先生の理科授業です。これまで勉強してきた理科知識を活かしたクロスワードパズルで、チームごとに得点を競います。
今日もプログラムは盛りだくさんです。居眠りしないで頑張りましょう。
午前中の授業の後、玄関前広場で、望遠鏡の操作方法について講習を受け、自分たちで実際に望遠鏡を操作してみました。今夜は、自分たちで設置した望遠鏡で、月の観測ができるかもしれません。
その後の昼食タイムのカレーは、お代わりの行列ができていました。
みんな、元気です。
午後からは、太陽観測、プラネタリウム観賞、そして八木先生と溝手先生によるサイエンスコミュニケーションの授業がありました。例えば目の前にある組み立てられたレゴブロックを、離れた場所にいるチームメイトにその組み立て方を言葉だけを使って伝えます。チームメイトは、その説明を元にレゴブロックを正確に再現しました。みんなで工夫しながら、「どう表現すれば正確に伝わるか」を学ぶ授業でした。みんな制限時間いっぱい楽しんで取り組んでいました。
夕食は、バーベキューです。グループごとに、火を起こすところからスタート。楽しくおいしくマネーよくいただきました。
夜の観望会では、昼間に教わった、望遠鏡の使い方を思い出しながら、4つの班に分かれて、自分たちで望遠鏡を操作し、見たい星を観測しました。幻想的な月のクレーター、神秘的なシリウスの青い光に歓声があがりました。
2日めも快晴に恵まれ、元気に有意義な合宿を行っています。