農芸部｜近畿大会（高校総文祭）◆奨励賞◆
11/20（土），21（日）に，
近畿高等学校総合文化祭
自然科学部門が，
彦根市の滋賀県立大で開催されました。
本校農芸部からは，３人が出場し，
「コムギの最適な栽培密度」について発表させていただきました。
１日目（11/20）は，
他校の発表を５つ拝聴しました。
さらに，
滋賀県立大の環境科学部の
研究室見学に参加し，
さまざまな寄生虫の実物を顕微鏡を用いて観察させていただきました。
「寄生生物」とは，成長や繁殖に必要な栄養を，１個体または少数の生物（宿主）に依存する生物のことで，宿主にとって有害かどうかは問いません。
驚くことに，「寄生」という生活様式は「普通（よくみられる）」であり，
昆虫の60～70％の種は寄生性（Price 1980）なようです。
琵琶湖においては，魚類80種（外来種含む）に対して寄生虫180種（Nagasawa 2019，Urabe 2019）が存在する
というのも驚きでした。
非常に，貴重な勉強・体験となりました。
２日目（11/21）は，他校の発表を５つ拝聴するとともに，
本校の発表を行いました。
12分間の口頭発表（プレゼンテーション）と5分間の質疑応答でした。
前日の深夜まで発表時の「話術（間のとりかたなど）」，「発音のしかた」，「質疑応答練習」など
猛特訓した成果を発揮でき，奨励賞を受賞しました。
３人とも多くの得るものがあったかと思います。
この経験を，今後に活かしていっていただければと思います。
