2023グローバルリーダー研修 in Boston プログラム2日目
2日目の午前中はSDGsとVTSを題材にディスカッションを行いました。
SDGsでは、Sustainableの意味を根源的に考えました。それぞれが考えるグローバルな問題とローカルな問題がどのようにリンクしているのか、またグローバルな諸問題がお互いにどのように影響し合っているのかをディスカッションを通して明らかにしていきました。
VTS(Visual Thinking Strategy)はアート作品を観察、分析し、その意味するところを批判的思考をもってディスカッションするカリキュラムです。これは結論ありきの議論を目指しておらず、自ら問いを立て、答えのない問題に向き合う力を伸ばすことを目的としています。この作品が意味していることはなんなのか、何が読み取れるのかを話し合いました。
午後からは実際にボストン美術館を訪れ、午前中のセッションを踏まえて、自分の好きな作品と嫌いな作品を取り上げて理由とともに発表しました。
近年、問題発見能力や問題解決能力の必要性がしばしば話題になり、ビジネスの世界においてもデザイン思考やアート思考がトレンドになってきましたが、セッションを見ていて同じく重要だと感じたのは、好奇心を持って世界を見るということです。生徒たちはボストン美術館訪問を経て、今までにない芸術作品との向き合い方を知ることができたようです。
夕方にはキャリアワークショップを実施し、そもそもcareerとは何かというところからスタートし、自分の特性をどのようにとらえるのかということを、様々なケーススタディを通して考えました。
しっかり睡眠をとった生徒たちは元気を取り戻し、より積極的に考え、発言するようになってきています。普段のお互いのコミュニケーションも、英語でとり始めている生徒もでてきました。