2023グローバルリーダー研修 in Boston プログラム6日目
6日目はの午前中は、この研修の集大成であるファイルプレゼンテーションを行いました。それぞれが素晴らしいスピーチをしてくれました。
この研修は、参加した人しかもらえない箱のようなものです。そしてその箱の中に何を入れるのかは、自分次第です。何も入れなければ空っぽのままですが、何かを入れたいと思えば、なんでも入る、いくらでも入る、魔法の箱です。みなさんはこの箱の中に、既にいろんなものを入れてきたはずです。それを吟味し、精査し、意味づけをし、聞き手にわかるように伝えることができるよう準備してほしい。という話を、昨夜生徒の皆さんに伝えました。
皆さんのスピーチを聞いていて、本当に心の底から生まれてきた言葉は、人の心を動かすことができるのだと、身をもって知りました。とても素晴らしかったです。
午後は、各グループでボストン散策を行い、フェンウェイパークやパブリックライブラリなど、それぞれのグループリーダーたちと観光を楽しんだようです。
イタリアンレストランでの夕食の後に、その場で修了式を行い、コーディネーターとグループリーダーたちからのフィードバックを一人ひとりいただくとともに、修了証を授与されました。あわせてThe Best Delivery PresentationにはMs Haruna Kondo、The Best Content PresentationにはMs Ayaka Nakanishi、The Most Creative PresentationにはMr Hayato Inoueが選ばれました。コーディネーターたちによる審査に立ち会いましたが、最終選考には賞の倍以上の候補が残っていました。皆さんのレベルが高く、3名を選ぶのは難しかったようです。この研修で生徒たちを導いてくれた彼らとも、いよいよお別れです。
そして最後には、髙松校長からこの研修のタイトルであるリーダーシップについてお話をしていただきました。
例えば、リーダーシップとはスキルであり、特殊能力ではなく再現性があるということ。また、リーダーとは、集団があって初めて機能するということ。リーダーには優れたフォロワーが必要であり、フォロワーには優れたリーダーが必要であるということ。そして優れた集団、チームには、共通の目的が設定されているということ。
今回の研修で得たものを、今後の人生に活かしていってほしいと改めて思います。