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【中・高生徒会役員】第2回 和歌山ネットフォーラム

12月17日(土)、中学・高校生徒会の役員が、海南nobinosにて行われた「和歌山ネットフォーラム」に参加してきました。今年で第2回とまだ新しいフォーラムですが、本校生徒会は第1回から参加しています。

当初は中高生徒会から数名だけが参加する予定でしたが、主催者である兵庫県立大学 竹内和雄 准教授のお心遣いにより、全員がディスカッションに参加することができました。

このフォーラムは、子どものスマホ、ゲームやインターネットをめぐる諸問題について、現役の中高生が自分たちで課題を議論し、自分たちで対策を考え、そして自分たちで大人に提案するというかたちで行われました。
和歌山県内の中高生が集まるイベントでしたが、ワークショップ初体験であるはずの本校生徒たちは、率先して班長になってチームを回したり、進んで発言しては、他の人からの意見を取り入れ新たな考えを打ち出したりと、大活躍だったように思います。竹内先生や他校の先生からも「開智の子らはすごいなぁ」とお褒めの言葉をいただきました。

スマホ依存は、現代の中高生にとって最も深刻な問題の一つであり続けています。
和歌山県は特に危険な水準にいる子どもの割合が高いようで、生徒たちも当事者としての危機感を募らせていました。
そうした問題意識を持ちながら、ではこれからどうしていくかという議論では、各班さまざまに意見を出してくれていましたが、何より嬉しかったのは、その場にいた人みんなが、考えること自体を楽しんでいるということでした。

「自分たちのことは自分たちで決める。」これは開智の生徒会執行部のスローガンです。
このフォーラムでは、まさにその姿が体現されており、見ていた教員たちも皆感動してしまいました。

「教師や親との決めごとよりも、生徒会や友人同士で決めたことの方がみんな守るんです。」と竹内先生はおっしゃっていました。これを学校に持って帰って、次は開智の中で何かできないか。

この問いは、今はまだ開かれたままです。





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