| 中等部
中3 長崎修学旅行(1日目)
待ちに待った、2泊3日の中学3年生の修学旅行がやってきました。集合場所は、和歌山駅の「わかちか広場」。7時前だというのに、生徒達が続々と集まってきました。集合時間の7時20分にはきちんと全員集まりました。定刻通り8時8分発、生徒を乗せたくろしお4号が発車しました。
新大阪9時45分発、のぞみ9号博多行きの新幹線に全員無事に乗車しました。生徒達はとても楽しそうです。さっそく、トランプなどを楽しむグループも出てきました。
10時50分、早くも生徒達にはお弁当が配られました。食べ始めるタイミングは自由ですが、ほぼ全員、すぐに箸をつけ始めました。夕食までお腹がもてばいいのですが…。それにしても、新幹線車内で食べるお弁当は旅情をそそられますね。
12時13分、定刻通り博多駅に到着しました。バスガイドさんに駅のホームでお出迎えしてもらい、バスに乗り込みました。これから高速道路で吉野ヶ里歴史公園に向かいます。みなさん、シートベルトをしっかり締めて、安全な楽しい旅にしましょうね。
バスに乗車した一行は、九州・長崎道を経て、佐賀県の吉野ヶ里遺跡公園に到着しました。お天気も良好、動きやすい春の陽気です。吉野ヶ里遺跡公園は4つのゾーン(入口ゾーン、環壕集落ゾーン、古代の原ゾーン、古代の森ゾーン)に分かれています。 写真は、主祭殿です。吉野ヶ里のまつりごとを司る最重要施設です。
たて穴式住居での一枚です。
15時 バスに乗り込み、吉野ヶ里歴史公園をあとにしました。昼食も早い時間だったし公園ではたくさん歩いたので、そろそろお腹が空いたな…と思っていたら、なんとカステラの試食が振る舞われました。
17時50分。一行は、諫早ICを降り、南島原市のみずなし本陣ふかえに到着しました。この土石流被災家屋保存公園は、平成2年11月17日に噴火した雲仙普賢岳の土石流災害のすさまじさと火山砂防・治山事業など、防災事業の重要性を学ぶことができます。生徒達が生まれる前の出来事ですが、自然の雄大さと災害の恐ろしさ、また復興した人間の力の素晴らしさを学びました。直接の被災地である島原市や深江町だけでなく、島原半島全体が人口の減少や経済活動の停滞などの影響を受けたことに、生徒達は驚きを隠せませんでした。
本日のホテルは、長崎県雲仙市の「東洋館別館 新湯ホテル」です。到着してすぐに室長会議です。
待ちに待った夕食です。メニューは豚の角煮、エビフライなど、ボリューム満点です。やはり食欲旺盛な中学生、生徒達は喜んでテーブルから料理を取り分けていました。