きのくに科学オリンピック
本日、きのくに科学オリンピックが県立図書館、和歌山大学 松下会館で行われました。
11月には筆記競技の部が開かれており、本日は実験競技・総合競技の部になります。
開智からは、中5チーム「HIGGS」と中4チーム「FREEDOM」が出場しました。
夏休みには物理・化学・生物・地学の各分野のゼミ教室に参加するなど、本格的に取り組んできました。
学校でも実技競技に向けて対策を行い練習してきましたが、やはり皆緊張した様子です。
競技は午前中に行われました。
実験競技は、岩石の密度測定や、地学に関する課題を60分のなかで計算し解答する問題が出題されました。
どちらのチームも自分たちの知識を振り絞って挑戦していました。
総合競技は、「サイエンス・コミュニケーション」と呼ばれる競技で、前半チーム・後半チームに分かれて課題に取り組みました。
内容は、与えられた構造物の設計図を、前半チームが文章のみで表現し、それをもとに後半チームがその構造物を再現するというものでした。
午後からは、きらめき夢トークが行われ、京都大学 物質-細胞統合システム拠点長の中辻憲夫教授の講演がありました。
ES細胞の研究についての講演で、生徒たちはメモをとりながら聴いていました。
先生の講演の中の「国際視力を身につける」というお話が印象的でした。
いよいよ結果発表です。
なんと、中5チーム「HIGGS」が総合得点で準優勝、
中4チーム「FREEDOM」が、総合競技の部で第一位という、素晴らしい結果を残してくれました。
残念ながら全国大会出場とはいきませんでしたが、生徒たちは本当に嬉しそうでした。
また、中4の生徒たちは「来年はぜひ優勝したい!!」と意気込みを語ってくれていました。
知識をただ詰め込むだけではなく、学習で得た知識を応用し、活用できることは素晴らしいことです。
今日は、その素晴らしさを、生徒たちは実感できたように思います。
今日のこの結果を自信に変え、さらに意識を高くもち、日々の生活に生かしていってくれたらと思います。
中5、中4の皆さん、どうもお疲れ様でした。