演劇鑑賞会

題幕

本日、演劇鑑賞会が行われました。
劇団ピープル・パープルによる「ORANGE(オレンジ)」の公演です。

「このORANGEという劇を、阪神淡路大震災で震災に遭われた方々と日々命の最前線で活躍されている消防士の方々に捧げます・・」と、演劇の冒頭で、主役の宇田さんが言う台詞があります。


ORANGE

ORANGE(オレンジ)とは、消防士の中でも選りすぐりの精鋭しかなることのできないレスキュー隊が着る制服のオレンジ色のことであり、レスキュー隊そのものを指しています。
この劇は、神戸の消防隊員達の日々の活動の姿、そして、13年前に起こった阪神大震災の様子とその際のレスキュー隊の活動をリアルに描いています。
代表の宇田さんは、神戸市の消防隊の方への綿密な取材を重ねてこの劇の脚本を書かれています。また、劇中で着るオレンジの制服などは、全て神戸市消防局の方が貸してくれているそうです。


ORANGE

劇は約100分間でした。
前半の消防署内のシーンはとてもコミカルで、特に、強烈なキャラクターの青森からやって来た袋小路林檎さんの演技には大いに笑いがおこりました。
一転、中盤以降の阪神大震災のリアルなシーンでは、会場の多くの生徒達が涙を流しました。


ORANGE

公演の前日24日(木)の朝10時からピープル・パープルさんによる仕込みが開智ホールで行われました。
総勢32名という大所帯で来られ、朝10時から夜の11時ころまでの仕込みをされました。



ORANGE

 


オレンジの衣装です。
消防服は神戸市消防局から借りているそうです。


花束

劇が終了して、カーテンコールの時に生徒会の生徒2名から劇団に花束贈呈がありました。


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