| 高等部
花まつり(高1~高3)
本日、平成21年度の花まつりが実施されました。
本日のパンフレットです。表紙には、マーヤー夫人の脇腹から白像が入るところが描かれています。
花まつりとは、お釈迦さまの誕生をお祝いする仏教行事です。お釈迦さまの誕生された4月8日には、生誕の地であるルンビニーの花園に見立てて花で飾られた花御堂が設けられ、右手で天を指し、左手で地を指した「誕生仏」が甘茶を満たした灌仏盤の上に置かれます。
灌仏盤は、お釈迦さまの誕生を祝って、地から湧き出たとされる蓮の花かたどっています。そして、ひしゃくを手にして誕生仏に甘茶を注ぎます。
本館1階のエレベータホール前に置かれた花御堂です。
甘茶は、お釈迦さまの誕生を祝って天から降りてきた龍が甘露を
注いだという伝承や甘露を産湯にしたという伝承に由来しています。
朝、登校してきた生徒たちがお釈迦さまに灌頂をおこなって手を合わせていました。
昼休憩には、多くの生徒たちが灌頂していました。
花御堂は、1時に開智ホールに移動しました。
左右には綺麗な花が飾られました。
学校長のお話です。
自分を助けてくれる仲間、自分を信じてくれている友人や家族をどれだけ大切にできるかを問い直し、また、自らの欠点があれば、それを直していかなければならないと自戒していくことが大切であることを話されました。
また、「思いやりの心」という詩を読まれ、生徒たちに周囲の人に対しての本当に思いやりの心を持っているのかを問いかけられました。
生徒たちにとって、今回の花まつりが、そういうふうに自らを問い直し見つめ直すいい機会になってくれればと思います。
各クラスからの代表者による灌頂の様子です。
灌頂のあとは、「花まつりの歌」を歌いました。